二日市駅前の足つぼ専門院、駅から徒歩3分

夏の不調を整える足つぼ

下痢予防の反射区の図

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。

今回は【夏の不調を整える足つぼ】をご紹介していきたいと思います。

夏は東洋医学的でいう『心』の季節です。
心が疲労すると動悸や息切れ・不整脈などが起こりやすくなります。

さらに暑くなってくると熱がこもり、熱中症になったりたくさん汗をかくことで疲労感が強くでます。

暑さに加えて湿度が高くなると胃腸の不調や重だるさなども多くみられます。
また冷房や冷たいものを飲み過ぎによる冷えや食欲不振なども原因の一つです。

心の重要な役目で感情や思考のコントロールするのも心の仕事です。
何となく頭がぼーっとしたりイライラしたりモヤモヤしたりでこころも活動的に働きます。

夏はこころも体もいきいきと活動的になることを好みます。

すこやかに過ごすコツとしては、体に熱をこもらせないために適度に動き、汗をかく事と適度に体を冷やす事も必要です。

ただし、汗をかき過ぎは体の負担にまた冷やし過ぎると不調を招きます。

夏は何事もほどほどに心穏やかに過ごしましょう。

『心』が疲労して動悸や息切れが気になる方

夏の暑さで汗をかき水を消耗すると血の巡りが悪くなって、さらに心に負荷がかかってしまいます。
そういった理由から夏は心の働きが低下しやすく少し動いただけでも心拍や呼吸が乱れてしまいます。

そこで刺激したいつぼは手首に並ぶ4つのつぼで【神門(しんもん)】【陰郄(いんげき)】【通里(つうり)】
【霊道(れいどう)】で気を鎮めて精神安定をしましょう。

それともう一つ刺激したいつぼは腕の【内関(ないかん)】で精神安定に働くつぼで動悸や息切れの対処のもうってつけです。

神門のつぼの位置

手のひら側の手首のしわの上で小指側の腱の内側(親指寄り)のくぼみにあります。

陰郄のつぼの位置

神門より親指幅半分程度の肘寄りにあります。

通里のつぼの位置

陰郄より親指幅半分程度の肘寄りにあります。

霊道のつぼの位置

通里より親指幅半分程度の肘寄りにあります。

刺激の仕方

親指の腹でつぼが並ぶところを深呼吸しながら軽くもみほぐします。

内関のつぼの位置

手首内側の曲げジワの中央から指幅3本分程度肘寄りで腱と腱の間にあります。

刺激の仕方

親指の腹で軽く押圧しながら深呼吸を続けて整えていきます。

+プラスのケア

卵を食べて東洋医学的な血を増やし心を助けていきましょう。
卵は栄養豊富な食材で薬膳的な効能で血を増やし心の働きを助けてくれます。

また精神安定させてくれる効能もありどんな調理法でも大丈夫です。

熱中症予防に

熱中症は発症してしまうと医療機関での処置が必要ですが、ごく初期症状の対処や予防にはつぼも効果的です。

ここで刺激したいつぼは、手首の【陽谷(ようこく)】体の余分な熱を外に出す効果に優れています。

もう一つ刺激したいつぼは、【湧泉(ゆうせん)】頭から足元へ熱を下げる事も有効で頭がぼーっとするような状態を緩和します。

陽谷のつぼの位置

手の小指側の側面で手首のシワのすぐ下で豆状骨(ぽこっと飛び出た骨)の手前のくぼみにあります。

刺激の仕方

手の甲をつかむようにして親指でイタ気持ち良い感じで押圧しながらゆすってもみほぐすと有効です。

湧泉のつぼの位置

足裏で足の指をギュッと内側に曲げた時に一番へこむところです。

刺激の仕方

椅子や床に座り足を反対の脚の太もも上に乗せて足をつかむようにして親指をつぼに添えてぐーっと押圧します。

+プラスのケア

ゴーヤチャンプルーは夏の最強養生食です。


ゴーヤ・豚肉・豆腐はどれも体の余分な熱を取ってくれます。


豆腐には体をうるおす効果もあるので汗で水分を消耗するこの季節の強い味方です。

体のだるさが気になる方

夏にこういったことはありませんか?

寝ても寝てもだるい。

朝起きてもだる~い感じはないですか?

このだるさは余分な水分(湿)が体に溜まっていることが原因です。
水分が失われる夏はうるおいを補うために水分をたくさん摂り過ぎる事によって湿が体にたまり不調を起こす事もあります。

ここで刺激したいつぼは、すねにある【豊隆(ほうりゅう)】で水分代謝に働くつぼです。
それとお腹にある【水分(すいぶん)】は余分な湿気や水分を排出し体をスッキリさせてくれます。

豊隆のつぼの位置

膝のお皿の外側の下と外くるぶしを結ぶ線の中間あたりです。

刺激の仕方

水を流すようなイメージで軽くさすりましょう。

水分のつぼの位置

おへそから親指幅一本程度上がったところにあります。

刺激の仕方

人差し指と中指の腹を当てて軽くさするか軽く押圧しましょう。

+プラスのケア

だるい日のスープの具はもやしとわかめが有効です。
もやしは体の余分な熱と水分を取ってくれるので、夏バテや水太りの改善にぴったり海藻も余分の水分の排出にすぐれてます。

だるい日とか湿気の多い日にはもやしとわかめのスープをおすすめします。

夏冷えが招く下痢や腹痛

夏に体に悪さをするのは暑さや湿気だけではありません。
冷たいものを飲みすぎたり冷房で冷え過ぎてお腹を下してしまいます。

まず刺激したいつぼは、お腹にある二つのつぼで【中睆(ちゅうかん)】は胃に【天枢(てんすう)】は大腸に働きかけます。

もう一つ刺激したいつぼは、下痢は大腸の中に水が多くなった状態なので水分の調整に働くつぼ
陰陵泉(いんりょうせん)】冷えから起こる不調なのでつぼを温めながらケアしましょう。

中睆のつぼの位置

おへそから指幅4本分程度上にあります。

天枢のつぼの位置

おへそから指幅3本分程度外側の左右にあります。

刺激の仕方

冷やさない事が大事でホットタオルなどでつぼがあるところを温めます。

陰陵泉のつぼの位置

内くるぶしからすねの骨の内側のキワを上がってくるとぶつかる骨のところのくぼみにあります。

刺激の仕方

つぼを指の腹で押圧したりさすったりして温めます。

+プラスのケア

夏は体を冷やす食材を食べる機会が多くなりますが冷やし過ぎを防いでくれるのが、ねぎや大葉・みょうがなどの薬味です。

なのでそうめんや冷やっこを食べる時には薬味を入れて食べる事をおすすめします。

冷え・ストレスからくる下痢を和らげる足つぼ

まずは左足の横行結腸の反射区を押圧しながらスライドして下行結腸の反射区に行きそこからS状結腸・直腸・肛門の反射区までいきます。

イメージとしては大腸の中に多くなった水を押し出す感じで押圧しながらスライドします。

足裏の中央より下にある小腸の反射区で栄養の吸収を良くして最後に足の親指でストレスの緩和をしてきます。

右足も上行結腸の反射区から横行結腸の反射区を押圧しながらスライドします。
左足と同様に小腸の反射区で栄養吸収と足の親指でストレスの緩和をしてきます。

まとめ

夏の不調について】紹介してきましたが、不調を感じるのは個人差もあると思います。

年々暑さも厳しくなってきてる中、夏が苦手な方も好きな方も健やかに生活できるよう早めに体の不調に気づいてケア
していければと思います。

私も皆さんの力添えができるように気づくことがあればどんどん紹介していきますのでこれからもよろしくお願いします。

この記事を書いた人
皆さん今感じてる痛み・こりをそのままにしてませんか? 慢性的な肩こり・腰痛は悩みの一つですよね。 私も20年以上色んな症状の方を診てきました。 多くの方は施術した時には痛みやこりの軽減はしていますが数日経つと痛みは戻ってくることもありますよね。 なので私は日常生活でのケアで足つぼの事も紹介してます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です